心と動脈硬化

活性酸素は非常に強い酸化力をもち、細胞に悪影響を与えますが、人間が酸素を取り入れて生きている動物である限り、どうしても体内での活性酸素の発生は避けられません。
また、活性酸素に電子を与えて普通の酸素にしてしまう抗酸化物質があり、バランスを保つようにできています。
活性酸素は精神的ストレスにより大量に発生し、動脈硬化を促進し、癌をはじめとした病気を起こします。
また、公害物質といわれている窒素酸化物も活性酸素を大量に発生し、アレルギー、アトピーの憎悪に関係しているといわれています。
怒り、不安などこころの状態で活性酸素の発生が変わるわけですから、ストレスを上手にいなして、いつも平静なこころを保つことも自立寿命を延ばす為には非常に大切なことです。
また、過度な運動も活性酸素を増やします。
マラソンランナーの突然死、スポーツ選手が結構若死にすることと関係している可能性があります。
くれぐれも激しすぎる運動はさけてください。
怒りや不安を感じている時は交感神経優位の状態にあり、反対に愉快、安心、安らぎを感じている時は副交感神経優位の状態になっています。
交感神経優位では、アドレナリンが増え、活性酸素が増加し、副交感神経優位では、活性酸素の発生が抑制されます。
自立寿命を延ばすためには、いつもゆったりとした気分で副交感神経優位の状態を保つ方がよいわけです。
人間修養が大切なわけです。
笑いが癌の発生を防ぐという話しを聞いたことがあると思いますが、笑うことによってNK細胞(殺し屋細胞)が増加し、免疫力が高まるということが証明されています。
逆にストレスにより副腎皮質からコルチゾールが産生され、このコルチゾールにNK細胞が攻撃され免疫力が低下することもわかっています。
これもこころの状態が如何に健康に影響するかということの一つの証明です。

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